街をあげて賑わう2日間
田辺祭の見どころ
2日間にわたって行われる田辺祭は各日程で見どころ満載です。それぞれの日程の様子とピックアップした見どころをご紹介します。
見どころピックアップ
お旅所勤め
日時:7月24日 10時50分頃~
場所:江川漁港
各町の笠鉾は鬪雞神社からの神輿渡御に随行し、江川の漁港に入ります。神官が住矢から順に各笠鉾に潮かけの儀式を行います。
先囃子は神歌を唱揺し、内囃子は得意の曲を奏します。
住矢の走り
日時:7月24日 19時00分頃~
7月25日 19時30分頃~
場所:鬪雞神社
町周りのときは笠鉾の先頭を勤める「住矢」。
一度通った道は後には戻らず、右廻りはしません。
田辺の町の住まいを矢のように走って、厄を祓い清めることに由来するといわれています。
住矢の笠の中に入ると病気が良くなる、頭が良くなると言い伝えられています。
会津橋曳き揃え~曳き別れ
日時:7月24日 21時30分頃~
場所:旧会津橋
会津橋の上に曳き揃えられた笠鉾の紅提灯が川面に映る情景は田辺の夏の風物詩です。
会津橋から隣の新会津橋へ移動し、賑やかな戻り囃子や祇園囃子などテンポの良い曲を奏しながら曳き別れます。
宮入り
日時:7月25日 19時30分頃~
場所:鬪雞神社
鳥居前参道に揃ったお笠が鳥居をくぐり、つぎつぎと境内に入ってきます。それまで静かだった境内には提灯を灯したお笠が勢ぞろいし、一気に絢爛な雰囲気に。
お笠は一基ずつ本殿前でお勤めを行います。お勤めの後、本殿前で回されるお笠もあり、厳かに進められる祭りの中で迫力のある瞬間です。
流鏑馬
日時:7月25日 21時20分頃~
場所:鬪雞神社
鬪雞神社二の鳥居前で、狩衣に綾蘭笠という出で立ちの稚児が騎乗した三騎がそれぞれ、三回の射的、九本の射矢による魔除けの儀式を勤めます。
この行事の間、馬の世話親方の馬子唄が唱えられます。